2023.05.28

一般絵画教室生 宮島様が個展を開かれます。

一般絵画教室生の宮島様が個展を開かれます。
興味がある方は、是非いらして下さい!!

■日時 2023年6月11日(日)~6月17日(土)
■場所 JR有楽町駅前 東京交通会館 地下1階 ゴールドサロン
2023.05.11

デザイン科受験生へ おすすめ情報!

皆の先輩・大先輩の展覧会を案内します!

今はデザイナーの名前を検索すれば、気軽にスマホやパソコンで作品画像を観ることが出来る時代。
でも作品は絶対に生で観るのがお勧めです。

それは作品のサイズや素材、展示されている空間や照明なども含めて体感をしたとき、作品の本質・デザイナーやアーティストの制作に対する向き合い方に触れることができるから。

そして美大デザイン科を目指す上で欠かせない平面構成や立体構成のヒントも、そこには沢山あることでしょう!

気候の良いこの時期、感性の充電に出かけよう☆


↓↓↓ おすすめ展覧会はこちら ↓↓↓

➊藝大デザイン科出身の さかざきちはる の展覧会
『ペンギンアパートメント』 おなじみのSuicaペンギン
 芳澤ガーデンギャラリー
 2023年4月21日~7月9日
 千葉県市川市真間5-1-18
 https://www.tekona.net/yoshizawa/event_detail.php?id=1885


➋世界を舞台にグラフィックデザイナーとして活躍した田中一光の展覧会
『開館50周年記念 田中一光 デザインの幸福』
 奈良県立美術館
 2023年4月22日~6月11日
 奈良県奈良市登大路町10-6
 https://www.pref.nara.jp/11842.htm


➌インテリアの代表的な作品が一堂に会する展覧会
『The Original』
 21_21 DESIGN SIGHT
 2023年3月3日~6月25日
 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
 https://www.2121designsight.jp/


➍世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリーの展覧会
『エドワード・ゴーリーを巡る旅』
 渋谷区立松濤美術館
 2023年4月8日~6月11日
 東京都渋谷区松濤2-14-14
 https://shoto-museum.jp/exhibitions/199gorey/


➎伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀 の展覧会
『森本美由紀展』
 弥生美術館
 2023年4月1日~6月25日
 東京都文京区弥生2-4-3
 https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html


➏藝大デザイン科出身アトリエヴィーナス講師 清野融 の展覧会
『現代美術(清野融)と水墨画(伊與田喜代美)のコラボレーション展』
 大山現代の美術館
 2023年4月29日~7月2日
 神奈川県伊勢原市大山441−2
 https://www.townnews.co.jp/0405/2023/05/05/676967.html
2023.05.01

一般絵画教室/5月と6月のモチーフはこちら!

セットモチーフのある部屋では、2か月毎に石膏像1種と静物3種が組み替えられます。

鉛筆で描いたり、水彩絵の具で描いたり、油絵具で描いたり。
また大きな画面で描いたり、小さな画面で描いたり、全体を描いたり、部分のみを描いたりと、自由に絵を描きます。

今回は、木や植物、骨、貝、花など自然物を増やしてみました。
おだやかな春の気候のなか、絵画制作を楽しみませんか☆ 専門の先生がしっかりと寄り添ってお教えいたします。
2023.04.30

デザイン・工芸科講師のご紹介 二回目

大堀 千景先生
多摩美術大学 グラフィックデザイン学科在学

大堀 千景先生は大学生ながら、すでに印刷物のデザインやイラストを手掛けており、プロとしての活動を始めています。
上の画像はつい最近のウェルカムボードのお仕事です。カップルの表情がすてきですね。
現在発行されているアトリエのパンフレットデザインも大堀先生が手がけたお仕事です。

美術大学に合格して2~3年の先生は、入試傾向を熟知しているので助かっています。
今後ともよろしくお願いいたします!!
2023.04.25

現代アートと水墨画のコラボレーション

アトリエヴィーナス講師 清野融の展覧会のお知らせです。

清野融の作り出す立体アートと、画家の伊與田喜代美の描く水墨画のコラボレーション展となります。

昨年年末のブログでも記事にしました、美術館館長の紹介で偶然出会った伊與田さん。
お子様はアトリエヴィーナスの生徒だったという驚きと、現在某有名お菓子メーカーのチーフデザイナーで、海外のデザインコンペで受賞したりと大活躍しているという喜び。
なんだかいろいろと縁のある伊與田さんとは、2企画連続の展覧会となります。

展覧会会場は伊勢原市の大山にある大山現代の美術館。
ここは江戸時代から続く大山詣で宿坊として使われていた古民家を現代美術作家の原栄三郎さんと初代当主が2階を美術館、1階を豆腐懐石料理・ジビエ料理が楽しめる夢心亭として改築した趣ある空間。
自然豊かな丹沢大山とアートと食事をお楽しみください。

展覧会は連休初日の4月29日から!

●開催期間 2023年4月29日~7月2日 入場無料。
2023.03.31

ワイシャツ乾燥機

この頃、先生方のスーツやワイシャツのクリーニング代が馬鹿にできなくなってきました。
燃料代高騰はわかりますが、結構高額。
そこで、事務側で洗濯して何とかしようと思いましたが、アイロンがけが....。
さすが、多忙な事務職に+アイロンがけはキツイ。絶対に仕事の持ち帰りが大量に出そう。汗

でも救世主がいたのです!!アイロンをかけなくてよいものが。
「アイロンいら~ず3」ふざけた名前なんで期待はしなかったのですが、優れもの!!8000円位!!
電源を入れるとお相撲さんみたいに膨らんで、65度30分で1枚が仕上がります。これなら、事務の合間にかけ替えるだけ。
少しコツがいるし、襟や袖のアイロンかけは必要です。しかし、毎週一気にやるとなると全然楽♡♡♡
ちょっとしたシワは気にしないで働きましょう!!
2023.03.29

一般絵画教室/3月と4月のモチーフはこちら!

セットモチーフのある部屋では、2か月毎に石膏像1種と静物3種が組み替えられます。

鉛筆で描いたり、水彩絵の具で描いたり、油絵具で描いたり。
また大きな画面で描いたり、小さな画面で描いたり、全体を描いたり、部分のみを描いたりと、自由に絵を描きます。

しかし絵を描くことは、音楽やスポーツなどと同じくテクニックがあって初めて形になるもの。
「鉛筆デッサンの描き方」や「絵の具の使い方」、「表現方法」や「絵画理論」などを生徒さん一人ひとりの目的と感性に合わせて、わかりやすく指導していきます!
上手く描けるようになる楽しさを味わえますよ☆
2023.01.31

不思議なひとのアリアス

一般絵画教室の1月2月の石膏像はアリアス。
「男ですよね」「女ですよね」と言われることの多い石膏像です。

オリジナル彫像はローマ・カピトリーノ美術館に収蔵されているアリアドネの胸像。
制作年代は古代ローマ時代。
女性像ですね。
 
でもこの首の太さからは女性らしさを感じません。
所説あって、この首の件と髪型の特徴などから、「デュオニソス(男性像)だ」との説があったりしたことからなのか、現代においても「男かも…女かも…」と言われ続ける理由なのでしょうか?
…もやもやします。

そのアリアドネ。
古代ギリシャ世界のクレタの王様のミノスの娘。
当時クレタと対立関係にあったアテネで王子だったテセウスに恋して駆け落ちすることになるのですが、ナクソス島に置き去りにされてしまったそうな。
愛しい初恋の人に裏切られた悲しい物語があったのですね。

微笑んでいるようにも、悲しんでいるようにも見える表情で、何とも言えない憂いのある顔をしている石膏像アリアス。
デッサンの際に描き辛く感じていたのは、この気持ちを読み取れなかったところに理由があったのかと今更ながら思います。

その後、心の傷の癒えたアリアドネはディオニソス(ローマ神話でのバッカスのこと)の妃になったとさ。
幸せになってよかったね。
 
因みに、アリアドネという名は、5世紀の辞典編纂者ヘーシュキオスの記録によると、「アリアグネ」と呼ばれていたとあります。
この名は「いとも尊き(女・女神)」の意味であり、エーゲ海の多くの島で知られている女神の名前のようですので、アリアスは神様ということになります。
でも『アリアス』の名は日本だけのようで、フランス語読み“アリアヌ(Ariane)”のヌがスに間違えられてしまったことで『アリアス』に定着したとのこと…
これでいいのかアリアスさん!
2023.01.30

2023春期講習会のご案内

最初が肝心です!!
良い学習方法の選択は、習得を早くしてくれます。特に最初が肝心!! 良い学習方法、習慣を身につけることにより次の展開も見えてくるはずです。これは美術だけの事ではないと思います。春期講習会では、ベテラン講師がしっかりと寄り添い、いろいろなご相談に乗りたいと思っております。
■ ■ ■ 2023年度のお申込みをすませた方は、春期講習会を無料で受講できます!!■ ■ ■
2023.01.03

おススメ絵具1回目 天然ウルトラマリン(ラピスラズリ)

絵画技法講師の吉川 聡です。

マニアックな話になりますが、いにしえの貴重な顔料のお話をしたいと思います。
「絵具なんか色味次第」と言ったらそれまでですが、オールドマスターと同じ絵具を使う喜びは言葉ではあらわせません。
現代と同じ絵具名でも天然の鉱物や土、植物、虫などから作られています。合成絵具の先祖なのです。
少し色も違い、粒子も粗目です。扱いずらいですが、模写した時に原作と近いイメージになります。

私は、古典顔料を世界の絵具メーカーへ長年製造販売しています。
いろいろ作ってきましたが、一番試していただきたいのが、クサカベ油絵具GEMシリーズのラピスラズリ。

これ、実を言うとチェンニーノ・チェンニーニレシピで精製されたフェルメールブルー(天然ウルトラマリン)なんです。
TV番組でフェルメールブルーが紹介されていますが、一般に売られているラピスラズリの油絵具は簡易精製しかされていません。フェルメールブルーではないのです。
GEMシリーズのラピスラズリは、私が知る限り、現在市販されている世界唯一のフェルメールブルー油絵具だと思います。

一本2万円代は高いと思うかもしれませんが、本当はかなりお買い得。
手慣れた職人でも1kg作るのに、毎日働いて一ヶ月かかる超貴重品です。1kgのフェルメールブルーを作るのに最高級のラピスラズリ顔料を10kg使います。
他のメーカーで油絵具にして頂いたら、一本5~10万はいくと思います。

限定品ではないですが、こちらからの顔料出荷量からして数はそんなに無いと思います。
マニアの方は、聖なる青色をお年玉で是非!!