2025.02.20

展覧会のお知らせ

青山学院中等部の成果展です。
筒井 祥之先生の指導のもと、中学生で古典絵画技法学習。凄いですね。
青山学院中等部を目指される方は是非!

期間 2/23(日)~3/16(日)
場所 渋谷区立 松涛美術館
2025.02.19

アンティオコス三世?

ここ最近の一般絵画教室では石膏デッサンが大人気ため、
3月からは石膏2セット+静物2セットにすることにしました。
そこで今回の石膏像はモリエールとアンティオコス三世。

ところで『アンティオコス三世』って誰??

それは私が受験生の頃にシーザーと呼んでいた彼のこと。
30年位前までは、原作が収蔵されているルーブル美術館のあるフランスでも、日本の美大受験生の間でも「シーザー」と呼ばれていましたが、考古学的な答えが出ずにいたその像は、「アンティオコス三世」と結論付きました。

シーザーといえば「ブルータス、お前もか⁉」で多くの人が知っている有名人。
これはシェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の中でシーザーが暗殺された際に使われたセリフなのですが、この言葉「ブルータス、お前もか⁉(ラテン語: Et tu, Brute?)」は、イタリアだと信頼していた者の裏切りを表現する格言として使われるそうです。
今の今までシーザーだと信じていた身にしては、まさに裏切られた気分。
「シーザー、お前もか⁉」

さて、アンティオコス三世が活躍していたのは紀元前320年頃。
マケドニア王国のアレキサンダー大王の東征の一員として参加していたセレウコス一世はアレキサンダーの死後の領土争いのあと、現在のトルコ~シリア~イラン~イラクに相当する地域を支配してセレウコス朝シリアを確立していました。
その後衰退していくセレウコス朝を更にインドの一部にまで領土を拡大して隆盛に導き、『大王』と呼ばれるようになっていたのが、アンティオコス3世。

そんな大王様の彫刻が作られたのは紀元前3世紀末とされており、後に発掘されたのは頭部だけ(写真①)でした。ということは石膏像に見られる衣服をまとった胸像(写真②)は後世に補足したものとなりますが、後で適当にくっつけた系の彫刻は意外とあって、日本だと奈良県にある秋篠寺の「伎芸天」(写真③)もまたそのうちの一つです。
頭部は奈良時代の乾漆造、体部は鎌倉時代の木造とされるこの像は、後付けのために出来てしまった歪みが偶然にも曲線的で摩訶不思議な美しさとなり「芸術の神様」と慕われている一方、『大王様』にしてはちょっと貧弱なアンティオコス3世の像でもあります。

でも、良い作品をつくるには、”思い込み”が大切。
国の王様としての風格ある雰囲気をイメージしてデッサンしてみましょう☆彡
2025.01.18

今日は快晴!そして大学入学共通テストの日

いよいよ始まりました大学入試。
今日と明日は大学入学共通テストです。

待ってましたと意気込んでいる人もいれば、始まってしまったと思う人もいるかもしれませんが、いずれにしても今まで積み重ねてきたことを全て出し切るしかありません。

そして神頼み☆
ということで行ってきました深見神社。

画像の神社はアトリエヴィーナスの在る地域の氏神様。
とても由緒ある神社で、創祭は雄略天皇22年(478年)と総国風土記に記してあります。

受験生を含むアトリエヴィーナス生全員の幸せを祈ってきましたので、きっと御加護があることでしょう。
ただ、全員分にしてはお賽銭が少なすぎた気はしますが。。

これからが入試本番!
ラストスパート!
がんばれ受験生!!
2024.12.30

今年もお世話になりました。

本日で今年の授業を終了いたします。
皆様も良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。
来年は1/4からスタートいたします。
2024.12.17

入試へのラストスパート!

12月のイベントと言えばクリスマスと大晦日
今年1年の締めくくりですね。

でも受験生にとっての締めくくりは大学に合格するその日。
ですのでイベントは冬期講習→直前講習→美大入試本番とまだまだ続きます!

12/26から1/6(12/31、1/1.2.3は休み)が冬期講習会、その後から入試直前講習会が始まります。
この入試直前講習会はラストスパートの為の講習会で、
その特徴は…

『完全個別カリキュラム』!

多岐に渡るデザイン工芸科入試による受験日程や高校の登校日などに合わせ、受験生各自が入試対策の計画を立て、講師が内容確認したのちに出題するシステムになっています。

「第一志望の対策だけやりたい!」

「受ける大学全ての対策を平均的にやりたい!」

「高校が終わった後の1時間だけでも制作したい!」

「この課題に集中したい!」

といった受験生の様々な希望に沿って課題を行うことができます。
(先にアップされている画像は、その対策課題書類です。)

入試までに残された時間を無駄なく最大限に活用して、合格をもぎ取とろう!
がんばれ受験生!!
2024.11.27

一般絵画教室、セットモチーフの部屋

モチーフのある部屋では、2カ月毎にモチーフが組み換えられます。

一つのモチーフをじっくり2カ月かけて描いてもよし。
期間内に全てのモチーフを描いてもよし。
デッサンでも水彩でも油彩でもスケッチでもよし。
生徒それぞれのペースで、また目的に合わせた制作が出来る所がアトリエヴィーナスのメリットです。
楽しんで制作してください。
11月12月のモチーフは画像の4種類☆彡


<モチーフその1>
石膏像。
名称は 『 アマゾンのトルソ 』 です。
こちらは紀元前440年頃にフェイディアスが制作したたものとされ、ローマ時代に模刻再現したものがローマ・カピトリーノ美術館に収蔵されています。
細かく皺の入った衣装に翻弄されずに、体の形を表現することがポイントです。

<モチーフその2>
12月といえばクリスマス。
季節ものモチーフです。
絵のモチーフとしては御馴染みの動物の頭蓋骨のため、かっこいい素材だと思っていますが、気持ち悪いと思う方も案外多いようです。
確かにこのモチーフ、サンタの抜け殻のようなサンタスーツと頭蓋骨、賑やかな宴があったかのようにほっとかれているグラスとトライアングル…
ちょっとシュール?

<モチーフその3>
石膏首像 『 ミロのヴィーナス 』 の入った静物モチーフ。
ミロのヴィーナスは、紀元前130年頃の彫刻家アンティオキアのアレクサンドロスが古代ギリシアで制作した女性像。ミロス島で発見されたのでミロのヴィーナスと言われ、現在はパリのルーヴル美術館で展示されています。
レトロな雰囲気のモチーフは、12弦ギターも入って少し大きめ。
上手くトリミングして構図を決められるかが大事です。

<モチーフその4> 
シンプルなセットで、初心者向きの静物モチーフです。
四角のパースや円柱の楕円など、基本形の習得をしましょう。
また、経験者がじっくりと時間を掛けて完成度を高めるのにも適しています。
2024.11.05

■2024-2025冬期講習会■

2024.12.26→2025.1.6(12/31-1/3close)の間に冬期講習会開催いたします。
入試間際の方から、これから始めようとする方まで、経験豊富な講師陣が適切な指導で受験を完全サポートしていきます!!
是非、ご参加ください。
2024.10.22

講師の展覧会

デザイン工芸科と一般絵画教室で講師をしている清野融の展覧会のお知らせです。
東京南青山のGallery Storksで開催のcontext2024に出品しています。
是非御高覧ください。

■Context2024 (コンテクスト2024)
■2024年10/30(水)~11/9(土) 12時〜19時(最終日:17時) ※火曜日休廊
■Gallery Storks
〒107-0062  東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F  03(3797) 0856

■参加アーティスト
五島三子男
松浦延年
山口俊朗
清野融
相馬博
松林彩子
2024.09.30

解説 『クロッキー』

アトリエヴィーナスの開校以来続いてきたヌードクロッキー会。
コロナ禍の数年間は中止となっていましたが今年度から再開しました。
アトリエヴィーナス在籍生であれば無料で受けられることから、毎回受験生と一般絵画教室の生徒で賑わっています。

『クロッキー』 という言葉は絵画用語でよく聞いたり使ったりする中で、
『スケッチ』 や 『デッサン』 と、どのように違うのかを知らない人も少なくないはず。
そこで簡単に解説したいと思います。

〇クロッキー
フランス語の「croquis」が語源で、日本語に訳すと「速写(速写画)」と言い、対象を素早く描く方法。

〇スケッチ
英語の「sketch」が語源で、日本語に訳すと「写生」と言い、基本的には素描に近く、対象を大まかに描写する方法。

〇デッサン
フランス語の「dessin」が語源で、日本語に訳すと「素描」と言い、輪郭や質感や立体感などについて対象を時間をかけて正確に描く方法。

このように細かく定義分けしていますが、フランス語のcroquis(クロッキー)とは"写生" を意味していて英語にすると"スケッチ"。
フランス語のdessin(デッサン)は"素描"や"線を引く"の意味から、英語の"スケッチ"と同意。結局海外だとそれぞれの言葉に明確な境界はないようです。

要するにクロッキーもスケッチもデッサンも限られた時間の中で、対象物をそれらしく見えるように描き完結させることがそれぞれの描画法なのですね。

画像は巨匠達のクロッキーです。
それぞれの画家や彫刻家の本作の良さはご承知のとおりですが、作者の性格や着眼点や描いている時の息遣いまでも生々しく感じるクロッキーは、本作よりも好きな人は多いはず。
そんなクロッキーやエスキースや下絵を主題とした展覧会が開催されることも多くなりましたので、機会がありましたら是非観に行ってみてください。

◎クロッキーは、短時間で多くの制作を積み重ねられることから、特徴を掴みとる能力が上がるとされています。
ヌードクロッキーに限らず、身の回りにあるものをクロッキーする習慣を身に付けてみましょう。
2024.09.17

第31回アトリエヴィーナス展を開催いたします。

一般絵画教室(大人のアートスクール)の成果展です!!
ご多忙と思いますが、ご高覧をお願いいたします。
◎日時
2024年10月2日(水)~10月7日(月)
◎時間
AM11:00~PM6:00(最終日はPM3:00まで)
◎場所
みなとみらいギャラリーA・B