2025.07.14

お知らせ

今年の夏も暑そうですね…
今や夏はエアコン無しでは過ごせません。
でも
電気不足の懸念、
電気料金の高騰、
地球の温暖化など、
様々な観点での問題が…
そこで登場する救世主は、究極の省エネ うちわ☆
冷房の設定温度を下げすぎないで涼む為のアイテムにどうぞ。


『うちわ展』のご案内。
様々なアート活動をしている出品者達が、緩く楽しくうちわを作って展示しています。
アトリエヴィーナス講師の清野融も出品しています。
夏祭りのようなうちわ展を、ぜひ御高覧ください。

清野融のうちわは、毎年好評の黄道12星座シリーズ。
表面は、星座の季節の昼間に咲き開く花のデザイン。
裏面は、昼間の空にかざすと見える夜に輝く星座のデザインです!

展示販売の企画展のため、早めに来ないと見られないかも。
以下の2箇所、それぞれの期間で行っています。


■7月24日(木)~29日(火)
 12:00~18:00(最終日16:00まで)
 銀座ギャラリーG2 
 中央区銀座1-9-8奥野ビル1階

■7月31日(木)~8月5日(火)
 10:00~18:00(最終日16:00まで)
 ART SPACE SOW草
 川崎市幸区下平間144-51 2階
2025.06.30

■2025年夏期講習会■

期間
前期2025.7.27→2025.8.5
後期2025.8.16→2025.8.25

■実力を伸ばせる限り伸ばす授業!!■
普段、なかなか集中した時間が作れない受験生も、夏休みはたっぷりと制作時間が取れるのではないでしょうか。アトリエ ヴィーナスの夏期講習会では、短期集中型のカリキュラムを用意して、実力を伸ばせる限り伸ばす授業を行います。終わるころには以前とは違う自分と出会えると思います。楽しみにしていてください!!
2025.06.14

偽物の顔

現在一般教室にセットされている石膏像を紹介します。

ラボルト(写真A)
正式名は『パルテノン首像』
制作年は紀元前438~433年頃。
ギリシャのパルテノン神殿(写真B)の破風彫刻(写真C)の一部でした。
現在はパリのルーブル美術館に収蔵されています。

ギリシャと言えば白い遺跡のイメージが強いですが、『パルテノン首像』は「金属製の冠」を頭に乗せ、「金属製の装飾」を耳に取り付けていたと言われ、パルテノン神殿西側の破風彫刻の右側に中央へ向けて設置されていた彫刻だっとことがわかっております。
繁栄していたその時代、パルテノン神殿や様々な彫刻作品は煌びやかに着色されてかなり華やいでいたそうです。

また『パルテノン首像』は長いあいだ「ポセイドンの妻のアンピトリテ」とされていましたが、現在は「虹の神イリス」と断定され、
そして驚きなのは、鼻/アゴ/唇は後世の修復によるものだったこと!

オリジナルの顔ではなかった!

そこで思い出したのは、私が美大を目指して予備校に通い始めて初めて描いたデッサン。
ラボルトの右の横顔でした。
人間離れした縦横比の頭部は、後頭部からアゴ先に向かってしゃくれたような印象で、やたらと目立つ鼻とアゴ。顔の中心からずれて付いているような唇のこの像からは、全く美しさなんて感じられず、画面と格闘したようなデッサンになってしまったことを、「原因はそれね」とラボルトのせいにしてしまうのと同時に、高い所にある破風の、ほぼ左半面しか見えない状態で設置される彫刻が、右半面をしゃくれさせることで左半面を伸びやかな美しさとして魅せ、頭を奥に長くデフォルメして遠くからでも目立つように作られたのであろうなど、立体造形作家になっている今では理解できます。

現在パルテノン首像(ラボルト)は発見当時に戻され、鼻/アゴ/唇の無い状態でルーブル美術館で展示されています。(写真D)

ところで『ラボルト』の石膏像名ですが、19世紀にレオン・ド・ラボルト伯爵がこの頭部をパルテノン神殿に帰属するものと分析したことから、ラボルトの頭部と呼ばれるようになったそうなのですが、他の石膏像「マルス」や「ヘルメス」のように「イリス」で良いのでは?
もしくは原型と違う物なので「付けっ鼻のイリス」でもいいかな☆

一般教室のモチーフセット部屋では、石膏像と静物がそれぞれ2種セットされています。
2カ月毎に組み替えられるこれらのモチーフを、好きな時間に好きな画材で好きな分だけで描くことができます。
2025.06.01

卒業生が天然顔料の製造を手伝ってくれました。

絵画技法講師の吉川 聡です。

私は長年、天然顔料を製造して世界の絵具メーカーや日本画材店、研究機関、化粧品メーカーに卸してきました。
しかし、一般的な定年の年齢を過ぎ、体力的に限界。現在、職人は一人いるのですが、それだけでは足りない状況...信頼できる若い力が....。

なんと今年は、ありがたいことに5月から卒業生が2名名乗りを上げてくれました。
一人は、修復家を目指しているので、これ以上ないピッタリのアルバイト!!
ゆっくりしっかりと教えていく予定。

将来的に画家だけでなく、修復家も視野に入れている方はアトリエを訪れて下さい。
2025.05.08

展覧会のお知らせ

アトリエヴィーナス講師の清野融が三人展を開催中です。

メンバーは以下の三人。
木をメイン素材とし、絵画と彫刻を融合させた作品を作る現代美術作家の『清野融』
布を素材にした作品は可愛さとエロティックさと楽しさを併せ持ったピンクの世界を作り出す現代美術作家の『佐藤ひろみ』
何かとぼけた雰囲気で可愛らしくもユーモアがあり、丁寧な針仕事の刺繍作品をつくる
『とりのこいろ』

かなり異色の作風の三人のコラボレーションは、モダンに改装された古民家の美術館の空間で一体化し、活気ある世界を作り上げています。

展覧会会場は伊勢原市の大山にある大山現代の美術館。
江戸時代から続く大山詣で宿坊として使われていた古民家を、美術作家の原栄三郎と初代当主が2階を美術館に、1階を豆腐懐石料理・ジビエ料理が楽しめる夢心亭として改築した、趣のある空間になっています。
新緑が美しい丹沢大山と御食事、そしてアートをお楽しみください。
美術館のみ拝観も出来ます。

開催期間は2025年5月18日迄。
入場無料。
http://www.mushintei.com

是非ご覧になられてください。
2025.04.22

5/22(木)に入学・入試相談会を開催いたします

当日は各科主任講師が、皆様のご相談にお応えするためにお待ちしております。
個別に一時間位ゆっくりとご相談を受けますので質問内容などを事前にご用意いただくと助かります。
また、ご質問がなくても豊富な資料から美大について十分にご説明させて頂きますのでご安心ください。
多くのご参加をお待ちしております!!

※全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
※催しとしての入学・入試相談会です。普段も入学・入試のご相談に応対しております。

■日時 5/22(木)AM10-PM8まで
■場所 アトリエ ヴィーナス1F会場
■持物 筆記用具
■対象 中学1年生以上 本人と保護者/本人のみ/保護者のみのご参加が可能です。
2025.04.01

4/24(木)に無料体験入学を開催いたします。

△全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
△個別無料体験入学もございます。日程をご指定頂き、PM5-PM8に体験できます。
2025.03.07

4/7(月)に入学・入試相談会を開催いたします

当日は各科主任講師が、皆様のご相談にお応えするためにお待ちしております。
個別に一時間位ゆっくりとご相談を受けますので質問内容などを事前にご用意いただくと助かります。
また、ご質問がなくても豊富な資料から美大について十分にご説明させて頂きますのでご安心ください。
多くのご参加をお待ちしております!!

※全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
※催しとしての入学・入試相談会です。普段も入学・入試のご相談に応対しております。

■日時 4/7(月)AM10-PM8まで
■場所 アトリエ ヴィーナス1F会場
■持物 筆記用具
■対象 中学1年生以上 本人と保護者/本人のみ/保護者のみのご参加が可能です。
2025.02.25

3/25(火)特待生試験を開催いたします

内部生・外部生問わず実力のある生徒に授業料の面で支援する選抜試験です。
※アトリエ ヴィーナスに1年間通える生徒に限ります。
資格は新高校3年生以上ですので、現役生にもチャンスがあります。
試験費用は無料ですので是非ご参加ください。
※本人のみ/本人と保護者(保護者の方はご相談と見学)のご参加が可能です。
※全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
2025.02.24

3/24(月)、3/31(月)に無料体験入学を開催いたします。

△全く初めての方でも事前の連絡やお申込みはいりません。当日は、直接会場へお越しください。
△個別無料体験入学もございます。日程をご指定頂き、PM5-PM8に体験できます。